舌側矯正

舌側（ぜっそく）矯正とは

こんな方におすすめ

舌側装置の種類

ハーフリンガルの特徴

ハーフリンガルとは、上の歯には裏側から見えにくい装置、下の歯には表側に透明のセラミック装置を装着する治療法です。

上下の裏側に装置を装着する方法よりも、発音や舌への不快感が少ないのが特徴です。

そのため、多少装置が見えても不快感を軽減したい方におすすめされます。

上下顎リンガルの特徴

上下顎リンガルは、フルリンガルとも呼ばれており、上下の歯の裏側に見えにくい装置を装着する治療法です、

ハーフリンガルよりも装着当初の喋りにくさはありますが、外からほぼ見えないため、キャビンアテンダントやモデル、芸能関係などのお仕事をされている方でも安心です。

舌側矯正のメリット・デメリット

これから舌側矯正を受けることを検討されている方に、知っておきたいメリットとデメリットを紹介します。

メリット

舌側矯正には、以下のようなさまざまなメリットがあります。

• 見た目に支障なく治療に専念できる
• 年齢を選ばず、ほぼどのような歯並びでも矯正が可能
• 虫歯のリスクを抑えながら治療できる
• 食べカスが詰まっても気づかれにくい

舌側矯正なら、お子さまから大人の方まで歯並びをきれいに治療することが可能であり、治療できないケースは極稀です。

デメリット

舌側矯正を受ける前に、デメリットも十分に把握しておきましょう。

• 患者さまによって治療が期間が多少長くなる
• 患者さまによって矯正装置の装着に慣れるまで発音がしにくい
• ブラケットに舌が当たりやすい
• 表側のブラケット矯正よりも治療費が高くなる

舌側矯正は、表側矯正よりも製作に時間がかかる傾向にあります。

装着当初に喋りにくさを覚える方もいますが、徐々に慣れていきますのでご安心ください。

舌側矯正の流れ

一般的な舌側矯正の流れについてわかりやすく解説します。

①初診とカウンセリング（治療のご相談）

医師が患者さまの口腔内の状況を拝見し、治療内容や治療期間、治療費などを大まかにお伝えします。

初診ではカウンセリングが行われるため、舌側矯正やその他の矯正治療に関するお悩みや疑問を何でもご相談ください。

医師が患者さまのお悩みに寄り添い、丁寧に対応いたします。

②精密検査（口腔内の写真撮影、X線撮影、歯型の採取など）

精密検査では、口腔内やお顔の写真撮影、X線撮影、歯型の採取などを行い、その結果に基づいて患者さまに最善の治療計画をご提案します。

舌側矯正は、虫歯や歯周病がある場合に治療を始められないため、精密検査は事前に行われます。

③治療計画の説明とクリーニング

精密検査の結果に基づき、具体的な治療の内容や期間、治療費などを患者さまにお伝えします。

治療計画に納得していただいたあとは、治療開始までに口腔内のクリーニングを行います。併せて、虫歯や歯周病の予防に役立つ歯磨き指導も行います。

④舌側装置の製作

患者さまの歯型を採ったあと、舌側装置を製作します。

舌側装置の完成をお待ちいただく期間の目安は、一般的に約1ヶ月となります。

⑤舌側装置の装着

舌側装置が完成したあと、患者さまに実際に装着していただきます。

抜歯をされた患者さまに対しては、仮歯を着ける措置も行います。

⑥舌側装置の微調整

舌側装置を装着したまま日常生活を過ごしていただきます。

その間は、約4週間〜6週間に一度のペースでご来院いただき、歯の移動状態をチェックします。

必要に応じてワイヤーの交換や微調整を行い、併せてクリーニングや歯磨き指導なども行います。

⑦舌側装置の除去と保定装置の装着

きれいな歯並びになったことが確認された場合、舌側装置の取り外しを行います。

装置を取り外した後は、後戻り防止のための保定装置を製作し、舌側装置と交換する形で装着していただきます。

保定期間中は、メンテナンスやクリーニングを行うため、約3ヶ月〜6ヶ月を目安にご来院ください。

歯並びが安定してきた場合、保定装置の装着時間を減らし、最終的には保定装置を取り外して舌側矯正の完了となります。

当院での舌側矯正の治療費

つぶら矯正歯科クリニックでは、矯正歯科治療の見た目がシビアに気になる患者さまに対して、表側からは見えない舌側矯正をご提供しております。

当院での舌側矯正は、以下の料金でご案内しております。

施術の内容		治療費
ハーフリンガル		1,100,000円
上下顎リンガル		1,320,000円